【前から続く】
16時頃に再び、ワゴンでのサービスが行われる。クッキーを購入する。2つで6ドルであった。ぼろぼろとこぼれやすく、食べにくい。
さらに1時間ほどして、賞味期限間近なのか、車掌がパイを割引で販売する。2ドルであった。
車掌が車内に現れての車内サービスは、このワゴンサービスだけであった。また、販売しているものはドリンクとお菓子、サンドイッチなどの軽食のみで、グッズの類は販売していない。カフェテリアでも、グッズは販売されていない。案外とあっさりしたものである。
メルボルンまであと1時間程度になると、徐々に人工物も目立つようになる。ベッドタウンが構成されているのが分かる。時折、近郊列車とすれ違う。
メルボルンに近づくと、鈍足になる。通勤時間帯なので、前が詰まっているのだろう。
メルボルンのサザンクロス駅には、定刻より5分早く18時45分に到着した。到着ホームは2番線であった。
着いてしまえば、あっという間の10時間であった。沿線の風景は、日本では見ることのできないスケールのものであり、満足した。もっとも、車内サービスはあっさりとしたもので、エンターテイメント性はなく、車窓も単調であることは否定できないから、万人向けとは言い難いだろう。
到着後、荷物を預けた人は荷物車の前に集合となる。これは、到着前の車内放送で案内される。荷物車では、2人の係員が荷物を降ろす。
改めてジ・オーバーランド号を見る。
サザンクロス駅は、メルボルンの中央駅の1つである。
構内には食事をできる店も多い。日本食店もある。
液晶画面の出発案内を見ると、次々に列車が発着することが分かる。
駅の建物は、近年の空港でも見られるような、近代的なガラス張りの建物であった。
駅前からは路面電車も出発する。駅付近は賑わっていた。
【2013/2オーストラリア】(目次)
19,アデレードからメルボルンへ:ジ・オーバーランド(The Overland)(1):2013/2/22【2013/2オーストラリア】
20,アデレードからメルボルンへ:ジ・オーバーランド(The Overland)(2) :2013/2/22【2013/2オーストラリア】
21,アデレードからメルボルンへ:ジ・オーバーランド(The Overland)(3):2013/2/22【2013/2オーストラリア】
22,アデレードからメルボルンへ:ジ・オーバーランド(The Overland)(4):2013/2/22【2013/2オーストラリア】【←本記事】
23,メルボルン:イビス・メルボルン・リトルバークストリート(ibis Melbourne Little Bourke St.):2013/2/22【2013/2オーストラリア】