2011年9月15日木曜日。この日はバタムからジャカルタへ向かう。9時25分にバタムを出るバタビア航空を既に予約している。
朝食後、7時30分にホテルを出発する。このホテルは、チェックアウトの際にスタッフによる部屋の確認が入るので、少し時間がかかる。特に問題はなく、デポジットのRp300,000が返却される。
ホテルのセキュリティにタクシーを頼むと、すぐに呼んでくれる。運転手は、先日ホテルからナゴヤヒルまで向かったときの運転手と同じだった。なかなか話がおもしろい人であった。15分で行くと豪語していたが、渋滞があり、30分かかる。ただ、渋滞がなくとも15分は無理だと思う。Rp80,000也。
ハン・ナディム(Hang Nadim)空港には8時に到着する。空港の入口で荷物検査と身体検査を受けて、中へ入る。空港の入口はなぜかやたら混雑している。
今回のジャカルタまでの飛行機は、バタビア航空である。バタムからジャカルタは、ガルーダをはじめ、ライオン航空、スリーウィジャヤ航空などが便を出しているが、今回はバタビア航空が一番安かった。
チェックインでは、Eチケットとパスポートを見せるだけであった。
レシート状の薄っぺらい航空券が手渡される。その後、別のカウンターで空港使用料Rp30,000を払う。搭乗券にシールが貼られる。
2階に上がり、空港内を散策する。コンビニや食堂、お土産店があるが、どこもあまり人が入っていない。
早々に搭乗口前の荷物検査を受けて待合室に入る。
2011/9/15:バタビア航空572便(Y6-572):バタム→ジャカルタ:B737-400(PK-YVR)
9時25分発バタビア航空572便ジャカルタ行きは、航空券には8時55分に搭乗開始と書かれている。ただ、機材の到着が遅れたため、搭乗開始は9時15分であった。
機材はB737-400型機である。調べたところによると、1989年に初飛行後、アシアナ航空に引き渡され、その後転々として、2009年からバタビアで飛んでいるとのことであった。
搭乗開始の合図と共に、狭い搭乗口に乗客が群がる。我先にという心理もあるのだろうが、それよりもむしろ早く搭乗して荷物のスペースを確保したいという思いもあると思われる。
座席は窓側の10F。ほとんど満席となり、私の隣にも人が座る。
9時40分に動き出す。機内にモニターはないので、客室乗務員がエマージェンシーデモを行う。9時50分に離陸する。
シートベルトサインが消灯すると、客室乗務員がまず甘いパンを配り、そして続いてコップ型のボトルに入った水を配る。機内サービスは何もないと思っていたので、期待していなかった分嬉しさは大きい。航空運賃がバタビア航空よりも高いライオンエアでは、何もサービスがなかった。ちなみに、機内誌"BATAVIA"も用意されている。
機窓から。
その後、機内販売のカートも1往復回る。ただ、買っている人はいない。バタビア航空グッズとして、ぬいぐるみやボールペン、モデルプレーンも売られていた。そして、なぜか最後に、希望者に新聞の配布をする。
ところで、この飛行機は私と同じ歳なわけであるが、さすがに古さが表れてしまっている部分がある。このようなものを見ると、たぶん外側にまでは亀裂が走っていないだろうと思いながらも、少し気になってしまう。
隣のおばさんがあめ玉をくれた。何の味だかは分からない。だが、パイナップルを辛くしたらあのような味になるのではないかという飴だった。
11時15分頃にシートベルトサインが点灯する。11時25分、ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港に着陸した。空港内を延々と走り、空港の一番隅の駐機場に、11時30分に到着した。25分遅れでの到着であった。
タラップを利用して飛行機から降りる。
遠くには、もう飛ぶことのできなさそうな飛行機が放置されていた。
徒歩で建物へ向かう。
長い通路を通って到着ロビーへ向かう。
到着ロビーにはホテル予約カウンターがある。マンガブサール(Manggabesar)界隈のホテルは、最安値がアマリスでRp350,000からであった。このホテルはマンガブサールの鉄道駅から若干距離があるし、もう少し安い宿に泊まりたいので、予約はしない。
空港外に出て、タクシーの客引きを追い払いながらA&Wに入り、昼食とする。ハンバーガーとチキンを頼んだが、チキンはないとのこと。ハンバーガーを2個とコーラを購入した。
【2011/9インドネシア】(目次)
13,バタム島(3)食事など:2011/9/13・14【2011/9インドネシア】
14,バタムからジャカルタへ:バタビア航空572便:2011/9/15【2011/9インドネシア】【←本記事】
15,スカルノハッタ空港からガンビル駅へ:ダムリ空港バス:2011/9/15【2011/9インドネシア】