日本のバス バス 記録 2023/6西日本

12,児島:下津井電鉄「天城線」・「ジーンズバス」:2023/6/24【2023/6西日本】

投稿日:2023年7月29日

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米子から乗車した特急やくも16号は、倉敷に14時27分に到着した。この日は20時頃までに岡山に戻れば良い。ここまで来たので、瀬戸大橋を渡って四国へ向かうことにして、まずは児島駅を目指すことにした。

 

2023/6/24:下津井電鉄:天城線:倉敷駅→児島駅

倉敷駅から児島駅へは、下津井電鉄の路線バス「天城線」で向かう。

バスは倉敷駅南口の6番乗り場から出発する。

 

この路線は、1日30本程度の便が設定され、昼間も1時間に2本程度の運行がある幹線で、全線乗り通すと約50分である。

 

次の児島駅行きは14時40分発であった。

後述するが、児島は「国産ジーンズ発祥の地」として知られている。このバスにも、ジーンズのラッピングがなされていた。

 

古めの車両であったが、座席はハイバックシートで座り心地が良い。

 

倉敷駅を出たときには相応の乗車があり、幹線路線らしさが感じられた。進むにつれて降りていく客がいて、車内は徐々に空いていった。

終点の児島駅には15時35分に到着した。交通系ICカードが使用でき、運賃は750円であった。

 

児島駅。

 

児島駅のバス乗り場と反対側の出口の方には船着き場があり、瀬戸内海の本島行きの船が出ている。

 

2023/6/24:下津井電鉄:ジーンズバス:児島駅→児島駅

児島は「国産ジーンズ発祥の地」として知られているらしい。1965年、日本初の国内で縫製されたジーンズが児島で誕生したのだという。

それを受けて、下津井電鉄は、児島駅を起点に児島の観光施設を回る循環バス「ジーンズバス」を、金・土・日・祝日とお盆期間に1日6本運行している。1周35分、運賃は1回170円、1日乗車券で620円だという。

この「ジーンズバス」には、車内の色々な箇所にデニム生地が使われた専用車が用意されている。ちょうど15時50分に児島駅を出発するので、これに乗ってみることにした。

 

ジーンズバスは5番乗り場からの出発である。

 

外観はジーンズラッピングがなされているが、普通のバスである。

 

ただ、車内は、座席カバーをはじめ、至る所にデニム生地が使われている。

 

天井にもデニム生地が飾られている。

 

カーテンもデニム生地である。

 

一番前には、何かが座っていた。

 

15時50分に児島駅を出発した。本日の最終便である。児島駅からの客は2名であった。

児島市民交流センター前に停車した。ここで数名の乗車がある。この便では外国人客も多かった。運転手は、都度、客に声をかけてどこまで行くかを聞き、必要に応じて観光案内もしている。大変親切である。

 

藤原組前(大正橋)という停留所の横には、味野駅の駅名標が設置されていた。味野駅というのは、1991年に廃止された下津井電鉄線の児島駅の旧名称である。

 

小田川を渡る。

 

野崎家旧宅前に到着した。公式ウェブサイトの説明によると、野﨑家は製塩業と新田開発で財を成した野﨑武左衛門がその気宇に合わせて天保から嘉永年間に次々と築いていった邸宅とのことで、平成18年には国の重要文化財建造物に登録された。

 

児島学生服資料館を通過した。児島は日本一の学生服の産地であり、児島が学生服の国内シェアの7割を占めているのだという。

 

Jeans Museum Entranceに到着した。ここでまとまった降車があった。近くに、「ベティスミス ジーンズミュージアム」というジーンズの博物館があるらしい。

 

一周して、児島駅には16時25分に到着した。一周した場合の運賃はどうなるのかと思ったが、170円で良いとのことであった。Suicaで支払った。

 

【2023/6西日本】(目次

11,米子から倉敷へ:JR伯備線:特急やくも16号:381系:2023/6/24【2023/6西日本】

12,児島:下津井電鉄「天城線」・「ジーンズバス」:2023/6/24【2023/6西日本】【←本記事】

13,児島から坂出へ:琴参バス「瀬戸大橋線」:2023/6/24【2023/6西日本】

 

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