2012年11月3日土曜日。バタムで3泊した後、シンガポールを経て仙台に戻る。
アシアナ航空のソウル行きはシンガポールを夜の23時に出発する。シンガポールで見たいところもないので、バタムのホテルでチェックインギリギリまで過ごす。朝食後、ホテルの裏にある市場をぶらついたり、部屋で映画を見たり、本を読んだりして時間を潰す。
12時ギリギリにチェックアウトをする。このホテルに限らず、インドネシアでは、チェックアウトの際、鍵を返してすぐに終わりとはいかず、スタッフによる部屋のチェックが入るため、少し待たされる。
ホテルからタクシーに乗ると10,000ルピアほど高くなるので、ホテルを出て、その脇からタクシーに乗る。タクシーといっても、明らかに白タクである。もっとも、ホテルでタクシーを依頼しても、出払っていると、ホテルスタッフがそのタクシーを呼びに行くという仕組みになっている。
タクシーでハーバーベイ(Harbour Bay)のフェリーターミナルへ行く。バタムには何カ所か港があり、会社によって入港地が異なる。"Wave master"号はハーバーベイから出発するので、そちらへ向かう。ハーバーベイは、バトゥ・アンパー(Batu Amper)とも呼ばれ、入国ビザの入港地にはこちらで記載される。思えば、過去2回はバタムから飛行機でジャカルタに向かったので、バタムからシンガポールに戻るのは初めてである。
2012/11/3:Berlian Ferries:Wave Master:Batam(Harbour Bay)→Singapore(Harbour Front)
12時20分に港に到着した。
チェックインカウンターで、シンガポールでもらった往復券の半券とパスポートを渡す。シンガポールの入国カードを作ってくれる。入国カードは大部分が既にコンピューターで印字されており、入国目的などの一部事項と署名だけを記入すれば良いだけであった。
乗船券。
妙な日本語が……。
次の便は13時であるという。ここのフードコートで昼飯を済ませてもいいかなと思ったが、次の便でシンガポールに渡ることにする。出国審査を済ませて待合室に入ると、まもなく乗船開始となった。
シンガポール行きの船に乗る。
船内。
定刻13時を待たずに、客が乗り次第出港する。空席が多かった。天気が悪く、波が高かったので、若干上下に揺れた。
貨物船が多い。
シンガポール到着直前。バタムにはほとんどない高層建築が多くある。
時計を1時間進めて、14時45分、シンガポールのハーバーフロント(Harbour Front)に到着した。
入国審査を受ける。滞在先に"Transit"と書いたので、「空港に行くのか」と聞かれたが、それだけであった。船を降りて10分ほどで、シンガポールの人で賑わうショッピングセンターの中に着いた。
【2012/10インドネシア】(目次)
9,バタム:市場:2012/11/1【2012/10インドネシア】
10,バタムからシンガポールへ:Berlian Ferries:2012/11/3【2012/10インドネシア】【←本記事】
11,ハーバーフロントからチャンギ空港へ:2012/11/3【2012/10インドネシア】