日本のバス バス 2025その他 記録

東京から仙台へ:東北アクセス「東京線 仙台・南相馬エクスプレス」:2025/7/20

投稿日:2025年8月8日

【スポンサーリンク】



福島県南相馬市に本社を有する東北アクセスは、2024年7月19日に、仙台・南相馬と東京を結ぶ路線「東京線」の運行を開始した。それ以前にも、南相馬・双葉と東京とを結ぶ「南相馬・双葉ライナー」を運行していたが、この路線を仙台まで延伸し、常磐自動車道上の停車停留所を変更した形での路線開設となった。

東京側の発着地はバスターミナル東京八重洲の1か所のみである。宮城県、福島県内の発着地は、仙台駅東口、相馬ICバスターミナル、南相馬バスターミナル、富岡IC入口である。

東京線は毎日運行ではなく、仙台行きは主に土曜日・日曜日、東京行きは主に金曜日・土曜日のみの運行のようである。仙台行きはバスターミナル東京八重洲を朝7時に出て、終点の仙台駅東口には13時10分に到着する。逆の東京行きは、仙台駅東口を8時50分に出て、バスターミナル東京八重洲には15時に到着する。

インターネットでの予約は、「WILLER TRAVEL」のサイトに誘導される。東北アクセスのウェブサイトの東京線の案内ページでは、夜行便としてWILLER EXPRESS便の案内も行われているので、何らかの提携をしているのだろう。

 

2025/7/20:東北アクセス:東京線 仙台・南相馬エクスプレス:バスターミナル東京八重洲→仙台駅東口

2025年7月20日日曜日。三連休の中日である。

朝7時にバスターミナル東京八重洲を出発する仙台行きに乗車する

この日の東京から仙台までの運賃は、WILLER TRAVELのサイトで3,400円であった。同日の昼行便の値段を調べると、3列シート車で運行するJRバス東北は4,400円から、東北急行は3,700円から、宮城交通・京成バス千葉イーストのザ・サンライナーが4,200円、宮城交通・京王バスの広瀬ライナーが6,200円であった。東北アクセスは4列シート車での運行ということもあってか、上記の路線と比較して安めの値段設定である。

 

バスターミナル東京八重洲は、東京駅八重洲口の向かい側の東京ミッドタウン八重洲の地下にある。八重洲口のJR高速バス乗り場の目の前にある階段を降りる。

地下街を直進すると、バスターミナル東京八重洲である。バス乗り場はさらにエスカレーターを降りた地下2階にある。

 

東北アクセスの仙台行きは13番乗り場からの出発である。東北アクセスのウェブサイトでは「東京線」「仙台・南相馬~東京線」と記載されているこの路線であるが、「仙台・南相馬エクスプレス」という愛称があるらしく、乗り場のモニターにはそのように記載されていた。

 

乗車券。ウェブサイトでは座席指定はできなかったように思う。できたのかもしれないが、気が付かなかった。

 

運転手の改札の後、指定された席に座る。一番前の席であったが、隣には客がいる。客は15人弱だったかと思うが、前の方に固められている。

車内は横4列の座席で、後方にトイレが設置されている。

 

定刻7時、仙台行きのバスは出発した。

京橋二丁目交差点で左折して中央通りに出ると、いったん路肩に停車する。ここで、運転手が前に立って挨拶をする。最後に、「本日座席に余裕がありますので、よろしければ座席をご移動ください」と案内する。私を含め何名かが後方に移動した。乗車停留所はバスターミナル東京八重洲のみで、この後はすべて降車停留所である。

 

座席。シートベルトは三点式である。

座席にはテーブルがある。

充電用コンセントが各座席に設置されている。

 

バスは八重洲通りに入り、宝町出入口から首都高速都心環状線に入る。テープでの案内に続き、運転手から、友部SA、四倉PA、南相馬バスターミナルで休憩をする旨案内がある。

江戸橋JCTで6号向島線に移り、隅田川に沿って進む。

堀切JCTで中央環状線に入り、すぐの小菅JCTで6号三郷線に移る。

 

中川を渡ると埼玉県に入り、三郷JCTからは常磐自動車道を進む。

7時28分、三郷本線料金所を通過する。

江戸川を渡り千葉県に入る。

千葉県に入って6分ほどで、今度は利根川を渡り茨城県に入る。

 

8時過ぎ、美野里PA付近で渋滞があり一気に速度が落ちる。バイクの事故があった模様で、事故現場を過ぎると、渋滞は解消した。

 

友部SAには8時16分に到着した。ここで8時35分まで休憩となる。

 

今回乗車したのは、東北アクセスの三菱ふそう・エアロエース「福島200き3」であった。

車体後方には、浪江町、双葉町、大熊町、富岡町の名所、施設が写真で紹介されている。(仙台到着後に撮影)

 

この日は三連休の中日であったが、東北自動車道の混雑を予想してか、京王バスの仙台行きも常磐自動車道経由で運行していた。

 

8時35分に友部SAを出発した。友部JCT付近では、北関東自動車道へ向かう車が列を作っていたが、常磐自動車道は快調である。

 

福島県に入り、四倉PAには9時50分に到着した。ここで10時05分まで15分休憩となる。

 

10時30分、常磐富岡ICで高速を降りて、富岡IC入口停留所に停車する。定刻が11時であるから、30分ほど早着である。

再び、常磐富岡ICから常磐自動車道に入る。

 

南相馬ICで高速を降りて、10時55分、南相馬バスターミナルに到着した。40分の早着である。ここで、11時10分まで15分ほど休憩する。

 

南相馬バスターミナルは東北アクセスのバスターミナルで、バスの乗客用の駐車場も備わっている。

建物1階は待合室はカフェのような造りで、色合いも落ち着いている。

待合室内に乗車券売り場がある。

 

再び南相馬ICから常磐自動車道に乗り、相馬ICで高速を降りる。

11時27分、相馬バスターミナルに到着した。

 

相馬ICから常磐自動車道に入る。亘理ICから仙台東部道路に入り、12時05分、仙台東ICで高速を降りた。

六丁の目、卸町と、仙台市地下鉄東西線に沿って仙台駅を目指す。

終点の仙台駅東口には12時25分に到着した。定刻が13時10分であるから45分の早着であった。特段飛ばしている感じではなかったので、ダイヤに余裕があるのだろう。また、意外にも、途中で降りる客は僅かで、大半が仙台駅までの乗車であった。

 

【常磐自動車道経由の仙台~東京便】

3,成田空港から仙台・松島へ:成田空港交通「ザ・サンライナー」:2024/5/17【2024/5宮城・新潟】

 

2025年:総目次

 

【スポンサーリンク】



-日本のバス, バス, 2025その他, 記録
-, ,

Copyright© ピーナッツの旅行記録 , 2025 All Rights Reserved Powered by STINGER.