東京駅構内の「エキュート東京」で購入した「復刻チキン弁当」。日本ばし大増製。1964年(昭和39年)の発売開始当時のチキン弁当を復刻した商品で、期間限定での販売であった。値段は税込1,150円であったが、購入時は閉店間際だからか200円引きとなっており、950円で購入した。
鉄道開業150年を記念しての復刻ということらしい。
発売開始当時の「チキン弁当」は2段構造になっていたという。
原材料名等。
中を開けると、まずはおしぼりと先割れスプーンが見える。その下には、二つ折りの紙とクリアファイルが入れられていた。
クリアファイル。
入っていた二つ折りの紙には、チキン弁当の歴史が書かれていた。1964年といえば東海道新幹線開業の年であり、チキン弁当もそれと同時期に発売が開始されたという。現在の1段ボックスになったのは1974年(昭和49年)とのことである。
2段構造となった弁当であるが、上段は唐揚げである。唐揚げのほかには、湿気ったポテトチップスが入っている。作りたてはパリパリだったのかもしれないが、これはこれで悪くない。右上には、漬け物として「生姜甘酢漬」がある。寿司のお供でおなじみの、いわゆる「ガリ」である。
下の段にチキンライスが入っていた。マッシュルームソテーとグリーンピースがのっている。
箱から外に出すと、このような感じである。美味しくいただいた。
【チキン弁当の記録】