日本のバス バス 記録 2023/6西日本

9,松江駅から米子空港へ:松江一畑交通「米子空港~松江線」:2023/6/24【2023/6西日本】

投稿日:2023年7月23日

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2023年6月24日土曜日。この日は、夜に岡山から播州赤穂まで117系で往復することにしており、20時までに岡山に行けば良い。それまで、いくつかめぼしい列車やバスに乗ることにした。

まずは、松江駅から米子空港へ向かう空港連絡バスに乗車する。松江市の近隣空港としては、まずは同じ島根県内にある出雲空港が挙げられるが、隣接する鳥取県の米子空港へも1時間弱である。出雲空港には日本航空とフジドリームエアラインズが、米子空港にはANAが乗り入れており、利用する航空会社によって空港が異なるという状況になっている。

松江駅から米子空港へ向かうバスは、道中、湖である中海の中を通り、中海にある江島から米子空港のある弓ヶ浜半島へは江島大橋を渡る。江島大橋は、島根県側のから見ると極端な急勾配に見えることから、「ベタ踏み坂」として知られている。実際のところ急な坂ではないのだが、江島の西に位置する大根島から望遠レンズで橋を撮影すると、圧縮効果により、橋の最高部への道が垂直にそびえ立っているかのような写真を撮ることができるのだという。今回は、写真撮影云々より、時間もあるということで、この路線に乗ってみることにした。

 

2023/6/24:松江一畑交通:米子空港連絡バス:松江駅→米子空港

松江駅と米子空港を結ぶバスは、松江一畑交通と日ノ丸ハイヤーの2社が共同で運行をしている。空港連絡バスであるから、出発時刻は飛行機にあわせて設定されている。今回は、9時45分に松江駅を出発するバスに乗車することにした。この便は、11時15分に米子空港を出るANA386便東京行きに接続する。

 

松江駅では、9番乗り場から出発する。松江を9時45分に出る米子空港行きは、松江一畑交通による運行であった。一畑グループのバス、タクシー会社である。

車内。

フットレスト付きであった。

 

松江駅から米子空港までの運賃は1,000円で、降車時の支払いであった。

 

バスは、定刻9時45分に松江駅を出発した。乗客は15名ほどであった。

くにびき大橋を渡る。

 

国道431号を進む。徐々に中海が近づく。

後ほど渡る江島大橋が見えた。

 

途中で右折し、中海を突っ切る道路を進む。両側が湖である。なかなか変わった道である。

 

江島に入り、「ベタ踏み坂」として知られる江島大橋へ進む。2004年に開通、全長1.7km、一番高いところで高さ44.7mの橋である。5000トン級の船が下を通れるように、この高さになったのだという。

江島大橋に差し掛かる交差点の手前で、車内からデジカメのズーム機能を使って撮影してみた。この地点からでは、一般に知られているような迫力には見えないが、それでも結構高いところまで一気に上る橋であることは分かる。

実際に橋に差し掛かると、そこまでの坂ではない。島根県側の勾配は6.1%とのことだが、これは度に換算すると3.5度である。

高さ44.7mの地点を越えると、今度は下りとなる。

この橋の途中で島根県松江市から鳥取県境港市に入る。

 

まもなく米子空港である。

 

米子空港には定刻10時30分に到着した。

本日の車両は、「島根200か796」、三菱ふそうのエアロバスであった。

 

米子空港には、「米子鬼太郎空港」という愛称がある。

 

前の方には、次の松江駅のバスが停車していた。こちらは日ノ丸ハイヤーの便で、車体には「ゲゲゲの鬼太郎」のラッピングがなされていた。「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である水木しげる氏は境港の出身である。

 

【2023/6西日本】(目次

8,松江:松江シティホテル:本館スタンダードシングル:2023/6/23【2023/6西日本】

9,松江駅から米子空港へ:松江一畑交通「米子空港~松江線」:2023/6/24【2023/6西日本】【←本記事】

10,米子空港から米子駅へ:日ノ丸自動車「空港連絡バス」:2023/6/24【2023/6西日本】

 

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