唐津線は佐賀県の西唐津と久保田を結ぶ42.5kmの路線で、1903年に全線開通した。現在は、1時間に1本程度の列車が設定されている。久保田側では、全ての列車が長崎本線に乗り入れて、佐賀を終点・起点とする。
2022/9/9:JR唐津線:普通:西唐津→佐賀
博多から、福岡市交通局空港線、JR筑肥線に乗車して、西唐津に11時23分に到着した。西唐津から、唐津線で佐賀まで向かう。
西唐津駅。
自動券売機はあるが窓口は開いていない。2022年3月のダイヤ改正で無人化されたとのことである。
西唐津駅前からは昭和バスの路線バスが出発する。
西唐津駅前。
西唐津駅ホームから見た改札口。写真左側はトイレである。
西唐津駅は1面1線の小さな駅であるが、構内には唐津運輸センターが広がる。
西唐津まで乗車してきた筑肥線からの列車は、11時31分に筑前前原行きとして出発していった。その直後に、11時35分発の佐賀行きが入線した。
佐賀行きはキハ125形1両編成であった。「ロマンシング佐賀列車」というラッピングカーであった。サガシリーズというゲームとのコラボらしく、キャラクターと佐賀県内の観光地がデザインされている。
車内はセミクロスシートである。空いており、ボックスを確保した。
列車は11時35分西唐津を出発した。次の唐津までは、筑肥線からの直通列車もあるので電化されている。唐津では6分ほど停車して、筑肥線からの列車と接続をとった。
唐津を出て、筑肥線の和多田駅が見えたあたりで、唐津線は進路を右へ変える。
和多田駅の前を通るが、唐津線にはホームはない。
唐津線は松浦川に沿って進む。
車窓には田園風景が広がる。
山本には11時55分に到着した。筑肥線伊万里方面との接続駅である。
山本を出ると、しばらくの間、筑肥線と併走する。単線並列となっており、次の本牟田部駅は、唐津線側にはホームがあるが、筑肥線側にはホームがない。本牟田部駅を過ぎて、やっと筑肥線の線路が離れていった。
相知駅。「おうち」と読む。
厳木駅。「きゅうらぎ」と読む。
厳木駅には、レンガ造りの給水塔が残されていた。1899年(明治32年)、唐津鉄道が山本~厳木間を開通させた時期に作られたものだという。
久保田の一つ手前の小城で、西唐津行きと行き違いをするため2分ほど停車した。「小城」と書いて「おき」と読む。
久保田には12時46分に到着した。長崎本線との接続駅である。久保田では、特急みどり14号・ハウステンボス14号を先に行かせた後、12時51分に出発した。
終点の佐賀には13時に到着した。
列車は3番線の久保田寄りに停車した。
佐賀駅駅名標。
2022/9/9:JR長崎本線:普通:佐賀→鳥栖
佐賀では、対面ホームの向かい側である4番線から、13時04分発の長崎本線普通鳥栖行きに乗り換えた。815系2両編成で、乗車率は良かったが、佐賀で降りる客が多く、座ることができた。
神埼駅の前には、「吉野ヶ里公園へは神埼駅下車」と書かれた看板があった。神埼駅と、次の吉野ヶ里公園駅との間に、吉野ヶ里遺跡がある。
列車の窓が汚いのが少し気になった。
終点の鳥栖には13時30分に到着した。
鳥栖駅の改札口で、「青春18きっぷ」の4日目に改札印を入れてもらった。本日は福岡市交通局の博多駅から入り、西唐津が無人駅で、佐賀でも改札から出なかったので、ここまで改札印をもらう機会がなかった。鳥栖駅の駅員は、来る西九州新幹線開業にあわせて、「かもめ楽団」と書かれた赤いユニフォームを着用していた。
【2022/9九州】(目次)
5,JR筑肥線(姪浜~唐津):103系:2022/9/9【2022/9九州】
6,JR唐津線:2022/9/9【2022/9九州】【←本記事】
7,鳥栖から熊本へ:JR鹿児島本線:815系:2022/9/9【2022/9九州】