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4,敦賀から金沢へ:ハピラインふくい・IRいしかわ鉄道:2024/6/2【2024/5北陸】

投稿日:2024年6月23日

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2024年3月16日に北陸新幹線の金沢~敦賀間が延伸開業をした際に、同区間の平行在来線(北陸本線)は、福井県内の敦賀~大聖寺間84.3kmがハピラインふくいに、石川県内の大聖寺~金沢間46.4kmがIRいしかわ鉄道に移管された。今回は、この両社に移管された区間に乗車することにした。

乗車券は、普通に購入すると、ハピラインふくいの敦賀~大聖寺が1,750円、IRいしかわ鉄道が980円で、敦賀から金沢までの合計は2,730円である。今回は往復する予定であるから、企画乗車券「あいの風・IR・ハピライン連携 北陸3県2dayパス」を購入した。この企画乗車券は、ハピラインふくい(敦賀~大聖寺)、IRいしかわ鉄道(大聖寺~倶利伽羅)、あいの風とやま鉄道(倶利伽羅~越中宮崎)に2日間乗車可能な乗車券で、料金は2,800円である。紙のキップはなく、MaaSアプリ「tabiwa by WESTER」「RYDE PASS」「my route」から購入するデジタル乗車券となっている。利用期間は2025年3月31日までの土・日・祝日とその翌日、加えて指定された繁忙期期間である。今回は日曜日であるから、使用可能である。「tabiwa by WESTER」で購入、クレジットカードで決済をした。

 

2024/6/2:ハピラインふくい:普通:敦賀→福井

京都からの特急サンダーバード17号は、定刻12時03分に敦賀に到着した。ハピラインふくいの福井行き列車は12時13分発なので、接続は良い。特急サンダーバードの客も、一定数はハピラインふくいのホームへ向かった。

 

敦賀発の福井方面行きは、昼間は1時間に1本設定され、朝晩は2本から最大で4本の時間帯もある。普通列車が大半であるが、朝晩には快速列車も運行され、敦賀と福井の間を、普通列車より10分ほど早い40分で運行する。

12時13分発の普通福井行きは521系2両編成での運行であった。敦賀を出発する時点で、ほとんどの座席が埋まった。

敦賀を出ると、総延長13,870mの北陸トンネルに入る。トンネルを抜けると、最初の停車駅である南今庄に着く。両側に山があるが、左側の方が僅かに開けていて、田んぼや住宅がある。

途中駅で降りる客は少なく、むしろ乗ってくる客の方が多いので、徐々に混雑を増す。通路にはさほど人は立っていないが、ドア付近に立ち客が集中する

終点の福井には13時04分に到着した。敦賀から福井まで乗り通す客も多かった。敦賀から福井までであれば、新幹線ではなくハピラインを選ぶという客も多いのだろう。

 

2024/6/2:ハピラインふくい・IRいしかわ鉄道:普通:福井→金沢

福井では、階段を使って反対側のホームへ向かい、既に停車中の13時16分発金沢行きに乗り換えた。

福井から先、金沢行きは基本的に1時間から1本の運行である。朝晩には、芦原温泉止まりのハピラインふくい内完結列車も設定されている。

13時16分発の列車は、IRいしかわ鉄道所属の521系2両編成での運行であった。出発まで10分ほどあるにもかかわらず、既に2人掛け席に誰も座っていないところはなく、相席となった。

 

 

ただ、2つ先の春江で、早速まとまった降車があり、ほとんどの客が座席にありついた。

 

芦原温泉駅では北陸新幹線と接続する。

 

牛ノ谷駅。ハピラインふくいの駅名標は、明るいピンクが目立つものに置き換えられている。

 

石川県に入り、大聖寺には13時46分に到着した。ここがハピラインふくいとIRいしかわ鉄道の境界駅である。もっとも乗務員交代などはなく、福井からの運転手が引き続き運転をする。なお、朝晩には、金沢~大聖寺のIRいしかわ鉄道内完結列車が設定されている。

IRいしかわ鉄道の駅名標は、JR西日本のものをそのまま流用した感じであろうか。

 

北陸新幹線の高架が近づく。

 

大聖寺の次の加賀温泉では北陸新幹線と接続する。粟津温泉、片山津温泉、山代温泉、山中温泉の4つからなる加賀温泉郷の玄関駅である。先の大聖寺、加賀温泉、次の動橋は隣り合っており、1960年代には大聖寺駅も動橋駅も特急停車駅であったが、速達化の観点もあり、1970年に作見駅が加賀温泉駅と改称されたうえで、特急停車駅が加賀温泉駅に集約されたという経緯がある。

 

動橋駅。「動橋」と書いて「いぶりはし」と読む。

 

小松から先は、小松~金沢の区間列車も設定されており、昼間は1時間に2本、30分間隔で列車が運行する。

終点の金沢には14時40分に到着した。これでIRいしかわ鉄道にも改めて全線乗車となった。

 

さて、この後は敦賀に折り返すが、次の敦賀行きは15時19分であるから、その時間を使って昼食をとることにした。駅の中にある8番ラーメンに行き、味噌ラーメンと餃子のセットを注文した。1,023円也。美味しくいただいた。

 

2024/6/2: IRいしかわ鉄道・ハピラインふくい:普通:金沢→福井

ここからは今来た道を敦賀へ戻る。15時19分発の福井行きは521系4両編成であった。福井には16時41分に到着した。

 

次の敦賀行きは17時05分で、20分ほど時間があるので、一旦外に出た。

 

福井鉄道は2016年に福井駅の停留場を福井駅西口広場内に移設しており、旧・福井駅前停留場から現在の福井駅停留場まで143mほど延伸した。この区間にも乗っておきたかったが、ちょうどこの日、駅前では「福丼ワール丼フェス2024」というイベントが開催されており、福井駅前~福井城址大名町駅間が運休となっていた。

 

駅前では恐竜が動いたり鳴き声を上げたりしている。

 

福井駅の駅ビル「くるふ福井駅」に入っている松岡軒で、羽二重餅入どら焼きを購入した。281円なり。美味しくいただいた。

 

2024/6/2:ハピラインふくい:普通:福井→敦賀

17時05分発の敦賀行きに乗車した。521系2両編成の車内を見ると、2人掛けに1人か2人座る感じであった。往路と同様で、福井から敦賀まで乗り通す客も一定数いた。

敦賀には17時57分に到着した。

 

【2024/5北陸】(目次

3,京都から敦賀へ:JR湖西線:特急サンダーバード17号:2024/6/2【2024/5北陸】

4,敦賀から金沢へ:ハピラインふくい・IRいしかわ鉄道:2024/6/2【2024/5北陸】【←本記事】

5,敦賀から東京へ:JR北陸新幹線:かがやき516号:E7系:グランクラス:2024/6/2【2024/5北陸】

 

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【(旧)北陸本線の乗車記録】

15,高岡から直江津へ:あいの風とやま鉄道・えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン:2022/10/22【2022/10北陸】

3,富山から敦賀へ:JR北陸本線:2009/10/3【2009/10西日本】

13,福井から大阪へ:特急雷鳥4号:2009/9/7【2009/9西日本】

6,富山から福井へ:JR北陸本線:2009/9/5【2009/9西日本】

4,直江津から富山へ:JR北陸本線:2009/9/5【2009/9西日本】

11,糸魚川から新潟へ:JR北陸本線・信越本線:2007/5/15【2007/5甲信越】

 

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