新豊橋を10時15分に出る豊橋鉄道渥美線の列車に終点の三河田原まで乗車し、そこで豊鉄バス伊良湖本線に乗り換えて、渥美半島の先端の伊良湖岬には12時過ぎに到着した。伊良湖岬から鳥羽までは伊勢湾フェリーで所要1時間ほど、平日の昼間は1時間から1時間半に1本の間隔で運行している。次の便は12時20分発である。
2025/2/26:伊勢湾フェリー:鳥羽丸:伊良湖→鳥羽
伊良湖岬の停留所前にある道の駅伊良湖クリスタルポルトの中に、伊勢湾フェリーの切符売り場がある。ただ、今回は、新豊橋駅で豊橋から鳥羽までの連絡乗車券「豊橋・鳥羽割引きっぷ」を購入していたので、ここには寄らず、フェリー乗り場へ向かう。道の駅の中にはレストランがあるので、待ち時間がある場合はここで食事も可能である。
鳥羽行きのほか、篠島、日間賀島、河和行きの高速船もここから出発する。
12時20分発の鳥羽行きは既に乗船中であり、乗船口へ進む。
伊勢湾フェリーには、鳥羽丸、伊勢丸、知多丸の3隻が就航しており、12時20分に伊良湖岬を出る鳥羽行きフェリーは鳥羽丸での運航であった。
車と同じところから乗船する。
階段を上がり、2階のデッキから船内に入る。
鳥羽丸は全長77.3m、幅14mとのことである。
2階は普通席である。
窓側にはボックス席もある。
普通席は窓と外の間に通路がある。(後程撮影)
中ほどに、案内所と軽食売店がある。
上の階が特別席となっており、景色もよさそうである。
自動券売機で特別室入室権を購入し、階段を上がる。400円也。
特別室。
窓側にはリクライニングシートが並んでいる。
壁にはコンセントがある。
一番前にも椅子があり、全面展望が可能である。
定刻12時20分に出航する。客はあまり多くない。特別室も数名である。
漁船が多い。
伊勢湾を進む。
道中には、神島、答志島、菅島、坂手島がある。
1時間ほどで鳥羽に到着する。
13時20分に鳥羽港に到着した。
鳥羽港ではボーディングブリッジがつけられて、徒歩客はそちらから降りる。
フェリーターミナルを出ると、すぐ向かいに近鉄志摩線中之郷駅がある。昼間は1時間に1本、朝晩は30分に1本、普通列車のみ停車する。鳥羽駅の次の駅で、鳥羽駅までは徒歩でも15分ほどである。
鳥羽駅方面へ歩く。
国内で唯一ラッコが見られる鳥羽水族館の脇を通る。
先ほど乗ってきた鳥羽丸が見えた。
近鉄鳥羽線の普通列車が走っていった。
JR鳥羽駅付近には、場所柄、海鮮系の食堂が多い。ただ、どこに入ろうかと進んでいるうちに、鳥羽駅まで来てしまった。
【2025/2関西】(目次)
2,豊橋から鳥羽へ(1):豊橋鉄道渥美線・豊鉄バス「伊良湖本線」:2025/2/26【2025/2関西】
3,豊橋から鳥羽へ(2):伊勢湾フェリー「鳥羽丸」:特別室:2025/2/26【2025/2関西】【←本記事】
4,鳥羽から大阪へ:近鉄鳥羽線・山田線・大阪線:近鉄特急:2025/2/26【2025/2関西】